カバ吉、闘病中写真

2010/12/26

オートマイスターに入院中のカバ吉号。ボディー、ドライブシャフト、油圧、発電機と、あちこちに問題が出た状態での入院でした。問題点の原因と対処についての相談で伺ってから、またその前も含めて何度かに分けて作業状況の分かりやすい写真をいただいてます。どの写真も素人の私にも理解しやすい内容と説明分もあって、いつもながらきめ細かな心遣いを感じます。カメロンパンさん、いつもありがとうございます。

さて、そんな数々の写真ですが、普段見れない貴重なカットが満載なので、記念と今後の参考に、またペタペタと貼っておくことに。


発電機のご開帳。かなり回転を上げないとジェネレーターランプが消えなくなっていた原因は、ブラシの消耗だったそうです。


新旧比較写真でどのくらい減ると限界なのかがよく分かりました。


油圧ランプが消えない問題の原因のひとつ、カムのメタルクリアランスを測っているところだそうです。あまりこうして見れる機会のなさそうな作業風景です。


こちらはクランク側のクリアランスを測定中。


今度はエンジン・ミッションを下ろしたところ。チンクが完全に無防備なすがたになってしまってます.......(^^;


さらにミッションと切り離されたエンジンが無残にも縛られ吊り下げられ.......


けっこうオイル漏れ跡があるので念のためクラッチ、フライホイールも外してチェックしていただけたようですが、問題はなかったそうです。


オイルパンのオイル漏れ跡。下まで垂れることはなかったのですが、けっこう酷い感じですね。おそらく走行中の油圧がかかってるあいだだけ微妙に漏れてたとか?


オイルパンのさらに上の油圧スイッチからも漏れてたようです。


はずされた油圧スイッチ。


デスビからもずいぶんシットリと漏れたとか。そんなところまで?

そんなあちこちからのオイル漏れも改善されて帰ってきそうで、うれしい限りです。


隙間からさらなる問題を発見されたため、オイルパンが外されます。

台に乗せられ.......


ひっくり返されー..............


ご開帳ー!


延長キットがついたストレーナーがでーんと。


隙間から発見された問題点。


ズレてます.......


カムシャフトを抜いた穴から覗いた風景。


引き抜かれたカムシャフト。
新品の径が42.96mmのところ、外したカムは42.92mmと少し磨耗しているそうでした。これは予算が許せば70度くらいのちょいハイカムに交換していただこうと思ってます。


クランク側は、スラストプレートというものが表裏逆に組んであったそうです。
カメロンパンさんも初めて見たとのこと.......(^^;


写真の上面がホントは奥に行かないといけないそうです。なのにうちの子は.......


内側がテーパーになっていて、逆に組むとクランクシャフトの軸方向に大きな遊びが出来てダメなんだそうです。


そのせいで、隙間が広すぎてスラッジが溜まりまくってしまい、このメタルはもう駄目だとか(T.T)


「チラッと見えるピストンは非常に綺麗!」といううれしいお言葉が!
不幸続きの中、すこしだけ朗報でした。


反対側も。


メタル内側はスラッジでかなりザラザラだとか。


よってクランクサポートは新品が入りました。これでクリアランス2/100mmが回復だそうですが、なんとも微妙な世界ですね。


ついでに見つかった、オイルパンの蓋のおかしなところ。
段差ができてしまってますが、私の締め過ぎで外側と内側が分離してしまったようです.......(^^;ナニゴトモホドホドニ


カムシャフトを新品にするのか? ハイカムにするのか? その判断待ちで、それ以外が組まれたエンジンは、「袋に詰めて倉庫で良い子にして頂きます。」とのこと(笑)

たまに退屈で暴れだすかもしれませんので、カメロンパンさんよろしくお願いします。


一方、鈑金屋さんに入ったボディー。作業の取りかかりは年明けになりそうとのことです。


こんな感じで、お預けしたしたときには原因不明だった問題点に対して、納得いく一次原因を写真や動画を駆使して、また実機を前にいろんな生きた教材を使って説明していただけるオートマイスター。ほんとにありがたい存在であり、心から安心してお預けできます。

ここからまだ長い入院がつづくでしょうが、また健康体に1歩近づけるというご褒美を楽しみに、おとなしく待つことができるでしょう。

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カバ吉のお見舞いへ

2010/12/11


今日は仕事は休みで、1ヶ月ぶりにカバ吉に会いにオートマイスターへ。今回の入院は決まりきった治療というわけにはいかない部分がメインなので、その方向性が固まるとかなにかの進捗があるまでは、覗きに行かないでおこうと決めていた。そして先日、電話いただいて、ボディー関係で当初の予想以上に手を入れとかないとという箇所があるとお聞きし、今日の訪問となりました。



朝からお伺いして、早速いつものように分かりやすく状況を説明していただいた中で、最初の問題はボディーに関するところから。

どうやらうちの子は左後方に事故の形跡があって、左リアのパネルを交換しているらしいとか。そのボディーのインナー側とアウター側の接続部がちゃんとくっついてないとか。タイヤハウスにカメラを突っ込んで見てみると、たしかに継ぎ接ぎされた鉄板が確認できるものの、一番外側が張り合わされてないのが分かる。というか、インナーボディーの先端部が......ない......(^^;



ここを触りながらボディーを強く揺らしてもらうとインナーとアウターがズレて動いて、一体でないのが分かりました。これではアウターボディーと合わさって成立する分の強度が無い状態ということで、後ろがフワフワした乗り心地になったのも関係あったりするのかも?

左リアのサスが後方へズレる原因と思われたリアシート下フロアの腐食は思ったほど酷くは無かったそうで、むしろこの部分の問題の方が強く関係している可能性も高いとか。車高が急に下がった原因なんかにも関係してそうらしく、これはほうっておくワケにはいかないとのご判断で、ここは潔くざっくり切って作り直す必要があるそうです。



さらには反対側の後方ジャッキポイント。ここも内側の溶接部が外れていて、外側だけでもってるとか。今後の重整備において重要なので、ここも見過ごせません。
そしてこのあたりもちょっと触るだけでボロボロと腐ったボディーのカケラがパラパラと降ってきます。



以前の板金修理のいい加減さを物語るに十分な証拠も出てきます。これ、カメロンパンさんが目の前でボディー裏から取ったものです。なんと板金のごまかしに貼られたアルミテープ。「こんなのがなんぼでも出て来ます」って......(^^;

roadkingさんのちょんまげ540でも似たようなことがされてる部分があったけど、あれはドア内側のそんなに強度が必要では無い部分。パテの鬼盛りだけではあきたらず、こんなとこにそんなものまで使われてるとは。ここもしっかり手を入れないと。



ちょっと触るとかんな感じです(笑)



エンジンマウントの固定される部分も、車体を揺らすとボディーとつながってないことが分かりました。エンジンの吊られ方も危うい状態だったようです。ここもしっかり溶接してもらわないと。

そんなこんなで、板金作業は当初の希望的予想を大きく上回る難作業が加わりました......(T.T)



ひっくり返った亀のように無防備なエンジン......(^^;
もう、どうにでもして〜な状態です(笑)



そんなエンジンの油圧低下の原因は、まずはクランクシャフトとカムシャフトの軸受けとのクリアランスが磨耗によって大きくなったことが考えられるそうです。そのガタ分の隙間からオイルが漏れて油圧が下がるという見立て。それぞれ事前にガタの分量を測定器をセットして測っている動画を見せていただいてたのですが、今日もあらためて目の前で採寸しながら丁寧に説明していただきました。このあたりがかなり以前から油温が上がると信号待ちで油圧警告灯が点灯していた原因なようです。

ここはクランク側が軸受けのパーツ(何て名前か忘れた)を交換することで100分の2ミリとかのレベルの改善が望めるとか。カム側は軸受け=エンジンブロックなので交換というわけにはいかないけど、ブロック側の磨耗はそんなに酷くは無いそうなので、予算が許せば新品のカムシャフトに帰ることでまた100分のいくつかのクリアランス改善ができるとか。この両方を行えば、おそらくは油圧の問題も解決するだろうとのこと。そして、どうせカムシャフトを替えるなら、ハイカムにしてしまおうかという邪念が頭をよぎります......(^^)v タンニナオルダケデナク、ナニカタノシミモホシイ



そして入院待ちのあいだに一気にズドーンと油圧が出なくなった原因がこれ。クランクシャフトのメクラ蓋が外れかかってて、そこからオイルがダラ〜リ漏れて来るのがこの目で確認させていただけました。もう1箇所のメクラ蓋もカシメが不十分だそうで、そのままだとそっちも外れてただろうとのこと。



そんな感じでエンジンの油圧不良は大事にならずに修理改善出来そうでほっとしました。(いや、ここまでバラしてもらってすでに大事かな?)



あとはジェネレーターですが、こちらはブラシの交換で直ったとのこと。さらにリアサス部補強用のパーツもみせていただき、その方法もあらためて聞けて、治療の方向性も固まりました。
いつもながら素人にも分かりやすい誠意のこもった説明で、財布はともかく気持ち的には安心してお任せできる心境です。

気持ちの整理もついたので、あとはめったに見れない愛車のこ〜んな恥ずかし〜い姿をたっぷりと見ておくことに(笑)



バッフルプレート付きの4Lアルミオイルパン装着にあわせて納車整備時に取り付けてもらった、オイルストレーナー・エクステンション。納車整備直前にオートマイスターから入手できたもので、もうこれが手に入らなければバッフルプレートは外してしまおうかと思ってたところだったので、あの時はほんとうれしかったなぁ。



もっと汚れが酷くて真っ黒なのを想像していたけど、意外にきれいなエンジン内部。



ピストンもけっこうきれいな状態とのお話をいただき、気を良くしてしまった(笑)



クランクシャフトの回転がタイミングチェーンでカムシャフトに伝わって、カムシャフトのギアとデスビのギアがかみ合ってデスビが回って点火タイミングが決まる。「なるほど、だからタイミングチェーンなんだー」とか、いまさらながらそんな基本を目の前の教材で習って、ひとり唸ってしまった私......(*^.^*)

お邪魔するたびに、楽しい講義を受けた気分です。



ミッションも地面に鎮座してた。ここは今回はドライブシャフト交換のみで。いつかオーバーホールするときは、ファイナルを替えたいなぁ。



「退院は春くらいまでかかりそうですか?」の質問に、「寒いうちにはなんとか退院できるでしょう」とのお返事。

う〜ん、待ち遠しいぞぉ〜



今度帰ってくるときにはまた安心できる部分が増えて、安定したチンクライフにまた一歩近づくことに。そういうのを繰り返して、いつかはほとんどの部分の状態が把握できるようになるんだろうか?

その日まではいばらの道かもしれないけれど、なんとかがんばって付き合っていけるといいなぁ。



お店のとなりに完成していた駐車場にはこんな子たちが。まさに「いつでもチンク会」状態でした(笑)

またいつか一緒に元気に走りましょう!
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