韓国 釜山の旅 <パンスターフェリー編>

2010/09/19


羊毛カバ君初の海外旅行は、お隣の韓国は釜山への船旅となりました(笑)

大阪は海のある街ですが、たいへんありがたいことにいくつかの国際航路があり、中国や韓国、台湾方面への船旅が可能です。なかでも週2便の中国は上海へ行く船と、週3便の今回私が利用した釜山へ行く船が特にリーズナブルな価格で就航されています。

そんな旅の始まり、釜山に着くまでの船ですごした時間について少し紹介してみようと思います。



大阪の地下鉄中央線の西の終点はコスモスクエア駅です。駅を出ると、各所に向かうバスの発着場があるのですが、そこから国際フェリーターミナルへの無料シャトルバスがピストン運転しています。あるいても10分程度の距離ですが、荷物も考えるとありがたい存在です。

そして、釜山への船が出航するこの日は、帰国や里帰りされる韓国の方、そして数は少ないながらも日本人旅行者の姿が見られます。



これが大阪港国際フェリーターミナル。なんか不思議な感じの建物ですが、海外への入り口としてはこじんまりした印象をうけます。海側がガラス張りになっていて、展望フロアからの眺めもなかなかのものでした。



建物に入ると船会社のチェックインカウンターがあって、もうすでにたくさんの人が乗船待ちしてました。周辺にはコンビニも無く、館内にドリンクの自販機があるくらいですが、入り口近くにカップ麺とか簡単なものを売るワゴン車がとまってました。
ちょうどお昼時ということで、1Fの待合フロアや3Fの展望フロアでは各々が持ち込んだもので簡単な昼食をとっています。

いつもなら空港に着いた瞬間から旅気分でわくわくするところですが、船旅の場合はちょっと違った感覚です。飛行機だとアジアくらいなら数時間後には目的地についているわけで、着いたらまずはどこに行こうかとか、何を食べようかとかもう気分も盛り上がってくるわけですが、船旅の場合は少なくとも翌日の昼前までは船の中。なんかのんびりしたようなまったりしたような、かなり落ち着いた気分で、早く乗船してのんびりしたいなぁ〜くらいな感覚です。



展望フロアから見た今回利用するパンスタードリーム号です。
もとは日本のフェリー「さんふらわあ くろしお」だそうです。

写真には写ってませんが、隣には十数年前に乗った中国は上海行きの新鑑真号も停泊しています。



乗船すると、ホテルのような広々としたフロントでチェックイン。ほんとホテル感覚のロビーです。

写真はありませんが、乗船時にはこのフロント前ロビーで西欧人のサックス演奏でのお出迎えがあります。ほかにも美男美女の西欧人がならんで出迎えてくれてとちょっと不思議な感じ。



鍵をもらって自室に行くと、2段ベッドが2つの4人部屋でした。TV付きで韓国の番組がいくつも見れてと、なんか快適な旅の予感です。基本は男女別のはずが、なぜかルームメイトは日本人女性がひとりだけ......(^_^; 家内と交代してもいいとのありがたい申し出のおかげで、夫婦2人での個室となり快適度もさらにアップです。ちなみに帰りも同じ女性と同室だったので、行きと同じように夫婦で1部屋使用できました。



乗り込んだからといっても特にすることがあるわけでもない船旅。そんな強制的にリラックスさせられるのがいいところですが、まずは童心にかえって船内探検です(笑)

廊下の表示のハングルが新鮮です。海の見える展望浴場があるのは知ってたけど、まさかサウナ付だったとはうれしい誤算。さすが韓国のフェリーといったところでしょうか。(韓国にはサウナ好きな文化があるので)



フロントには韓国のチェーンコンビニ店のGS25が。パンやカップ麺やレトルト食品があり、バカ高いレストランを利用せずとも簡単な食事がとれます。でも早い目に買っておかないと、夜には品薄に......



免税店もあったりしますが、買いたくなるようなものは特に......(^_^;



レストランでは食事時以外にはいろいろ楽しく時間を過ごせる催しが行われたりします。まずは映画上映ですが、日本語字幕がないのが残念。まぁ、乗客の9割は韓国の方とおもわれるので、いたしかたないでしょう。そして夜にはマジックショーやバイオリンやサックス、アコーデオンの演奏会、なぜかベリーダンスや船員による歌謡ショーが催され、質はともかく誰でも無料で楽しめるものとなってました。



出航してしばるくすると、明石海峡大橋をくぐります。そういう展望スポットを通るたびに、館内放送で案内があるのがありがたいです。



夕暮れまではボーっと海の景色を楽しんだりと。でも速度が速いためにデッキはかなりの風が吹いていて、長時間いるとこの時期でもちょっと肌寒いくらいです。しかし海風がきもちいい!



そして快適なプライベート空間。韓国のTVでも見て寝転んで、少しづつ気分も韓国モードに。あとは風呂につかったり、サウナにはいったり、コンビニでアイスでも買って食べたりと、チープながらもなかなか贅沢な時間のすごし方ができて、ものすごくリラックスできました。



夕食後にはレストランでのショーが。司会の男性のノリノリ具合がかなりいけてます。いろんな楽器演奏やマジックショーの後、なぜかギターを抱えた男性が熱唱するのは「恋人よ」。日本語歌詞のままの大熱唱です(笑)



ベリーダンスの女性はなかなかの迫力。ダンスがじゃなくて、踊り子がですが......(^_^;

この船にはショーの出し物を担当する西欧の方が多数乗られています。皆、美男美女ぞろいで楽器演奏やマジックなどで乗客を楽しませてくれるのですが、マジックショーの男性といろいろお話することが出来ました。なんとウクライナからの出稼ぎで、2シーズン目の今回はもう8ヶ月もこの船で生活しているとか? お父さんもサーカスというのか旅芸人をしているとかでしたが、その割にはマジックは得意ではなさそうな......(^_^; でも楽しませてもらいましたよ!



デッキからの景色は帰りの明石海峡大橋。
関門海峡通過は残念ながら夜でしたが、夜景が奇麗だったのと、陸と陸が近いのを見られて楽しかった。



船の後方。デッキのフロアには展望喫茶もあり、景色を眺めながらゆっくりお茶することも出来ます。



朝食は船内のコンビニで買ったレトルトのあわびのお粥。電子レンジでチンするだけで便利。そしておいしかった。船上も韓国旅行の一部なので、食事もチープながら韓国料理にこだわりたいです(笑)



朝のデッキは冷たい海風と水平線が気持ちいい。



そして釜山の陸地が見えるとようやく旅気分が盛り上がります。
なんか「陸が見えたぞー」って叫びたい感じです(笑)



昨日の15:00に大阪を出航した船は、翌朝10:00には釜山に入港です。



船上から見た釜山港の景色。山が近いのがわかります。



そんな今回の船旅で一番印象的だった景色は帰りに見た対馬に沈む夕日。いい時間に通過してくれました。


行きはひたすらまったりのんびりと、帰りは船上で知り合ったいろんな方と腰をすえてのダベリ会。ウクライナ出身マジシャンとの語らい。ご主人が韓国企業にヘッドハントされ2年の韓国生活をされている日本の方から聞く現地の生々しいお話や、盛り上がった老後の海外ロングステイの話(笑) 同じ旅程で旅された方の失敗談。日本に留学経験のあるこれから関西を旅しようとしている韓国青年との異文化交流。気がついたら朝の4時だったのには参りましたが、そんな時間がすごせるのも船旅の醍醐味。目的地に着くまでもいろいろ楽しめてリラックスできる船旅の楽しさを思い出させてくれた今回の行き帰りです。



今回のこの船のチケットは、サンスターツアーのホテル2泊付の添乗員なしツアーとして申し込みましたが、単に往復チケットを取るよりも安くてホテル付という優れもの。今の季節なら5日間で2万円を切ってますのでかなりお勧めです。また次回も利用したいとおもいます。
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Comment
いいなあ
船旅はいいですよね。なんか旅に余裕を感じます。
韓国のり ありがとうございます。 ビールのあてにもってこいです。
家族みんなも好きですぐなくなりました。
今度 韓国何時いかれます?(笑)
けど じゃあいけばとなればちょっと不安かも?
また船旅がしたいです
高石チンクさん

もうすでにまた船に乗りたくなってます......(^_^;
なんか独特の時間の流れがあるんですよね、船って。ちょっと時間がかかるので、今回の釜山くらいなら一晩+αでいいけど、上海行きとか台湾行きなんて、もうちゃんと仕事している身分では利用できないですね(T。T)

のりは気に入っていただけましたか。好き嫌いがあるのでと家内も気にしてたようですが、もっともってかえってもらえばよかったなと(笑)

次回は......まだ少し寒い季節に行ってみたいです。
船旅最高
僕も毎年離島に船旅に行ってますが、外国に船旅は考えた事もありませんでした。
さすがホット夫妻、旅なれしております(脱帽)

船旅は時間に余裕があるせいか、知り合った人たちと話し込んでしまうのも魅力ですね!!
僕の場合、相手が外国人だと頑張って話すからもう身振り手振りです(笑)

また海を渡るって地球を移動してる感がたまらない!!
そんな事を考えるのは僕だけかな^^;

それにしても楽しそうな船内です!
旅は距離感が大事
shigemixさん

初めての自由旅行が上海行きの船だったんです。たこ部屋でいっしょだった連中と仲良くなって、その一人とは別な街でもルームシェアしたりで、行く先々でもほんと旅は道連れってかんじで楽しかった。その想い出が忘れられなくて、その後も船の旅を何度もしてます。大阪からの国際航路はあとは台湾行きで制覇です。その船も石垣島までは乗ったので、台湾の高雄までもう少しだったんだけどなぁ......

地球を移動してる感、わかりますよ。飛行機を使わない旅は、自分がたどった道のりの距離感がつかみやすくてすごく旅の実感が湧きますね。深夜特急じゃないけど、古いパッカーはなぜか陸路(海も含めて)にこだわっちゃいます......(^^;

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