2013年台湾の旅 その9 <3日目 台中・鹿港編> 鹿港散歩1 「九曲巷」

2013/04/21

彩虹眷村を見たあと高鉄台中駅に戻って、次の滞在地の鹿港までバスで移動です。

鹿港はその昔、今回の旅で行った台南の安平に続く台湾第二の都市だったそうですが、日中戦争後に中国との貿易が絶たれて港は閉鎖状態に陥って急激に衰退したそうです。そんな急速な没落のおかげでレンガ造りの建物が並ぶ小道や100年以上続く伝統文化などが今に残り......というのがネットで見たこの町の情報です。




バス乗り場には「月台」の文字が。これはプラットフォームという意味で鉄道駅でも「第2月台」とかの表示で目に馴染みましたが、同じ漢字を解する民族ながらなんで「月台」なのかな? と、自国とは違う漢字の使われ方を目にすると素朴な疑問がわいてきます。中華圏を旅してこんな感覚になるのはわれわれ日本人くらいなんでしょうね。




鹿港へのバスは「台湾好行」というバスサービスを利用するのが停車駅も少なく便利との情報でしたが、これは普通のローカルバスと違うので本数に限りがあって残念ながらわずかな時間差で利用できませんでした。

事前情報でこの時刻表までチェックできていればなぁ......と思ったのでここに路線図&時刻表を貼っておきます。(クリックで拡大します)
どなたかのお役に立てばいいのですが。




そしてこちらがローカルな路線バスの路線図&時刻表。このあたりの中心地の彰化を経由するのでやっぱり停車駅の多いこと......(^^; それでも人のいる停留所はほとんどないのでけっこうノンストップでかっ飛ばして、1時間15分くらいで鹿港に到着したと思います。




下車したのは鹿港車站。站は駅という意味なのですが、駅舎らしき建物はコンビニみたいな商店でした。ここはどうやら鹿港中心部の外れになるようで、もう1つ先の停留所まで乗ればよかったかとも後で思いましたが、ここから駅舎風商店に向かって左に少し進むとメインストリートの中山路で、そこから歩けばそれがそのまま宿探しになるので結果的には良かったと思います。



中山路にぶつかったところには観光案内表示がありました。でも、旅遊中心(ツーリストインフォメーション)は見つからず。だいぶ先のほうだったのかな?




鹿港のメインストリート、中山路を進みます。途中、全忠旅社という宿があって部屋を見せてもらいましたが、安い部屋はちょっとアレすぎて退散。




この通り、なぜか仏壇屋の多いこと。




そんな通りを進むと2軒目に目に留まった宿の和平旅社。いい名前じゃないですか(笑)




中を覗くと、うーん、中華〜な感じの番台♪




番台のおばさんに「安いほうの部屋見せて!」と懐かしい雰囲気の廊下をぬけて2階へ上がって......




案内されたのは一番奥の道路側から反対の部屋。




静かで窓もあって、バスタブにたっぷり出るお湯。後で分かったことだけど立地はどこに行くにも申し分ない位置で雰囲気もあって、僕たちにとっては最高の宿でした。800元(約2600円)という値段も安くはないけどこの国の物価を考えれば十分でしょう。


でも、”写真は真実を写さない”の典型のように写真で見ると綺麗な部屋に見えますね......(^^;




さあ、町歩きをはじめましょう。歩きはじめると「你好ニイハオ」の声。誰もいないのに......




声の主はこの鳥でした(笑) 当たり前だけど台湾では撮りも中国語を話すようです♪




宿から100m歩いたかどうかで町の中心らしきあたり、中山路と民権路の交わる交差点。ここに来て現在地確認と宿の立地の便利さに気づきました。




ちょっと裏手に入ると現れたのは大きな市場。




その市場を囲むように商店が並んでいます。




そのなかでの目当てのお店はここ。




水晶餃という鹿港名物の透明感のある餃子です。セロリの味と香りの効いたスープは最初は「えっ?」て思ったけど慣れるとおいしい♪ 




餃子には種類がいろいろあったんだけど、いろいろ食べたいのでミックスで頼んだ。どれが何かは分からないけどおいしいからなんでもいいや!




お店の作りでおもしろいのは、実は店舗の箱にはいった屋台ってこと(笑) このまま夜には夜市とかに持っていけそうです。(実際、そうしてる店もあるんだろうなぁ......)




そしてお腹が満足したら、こんどはお店の横に見える路地に突入です。




この裏路地の雰囲気が好きで、縫うように歩き回りました。












このあたりは九曲巷と呼ばれる細いT字路や曲がりくねった道が続く古いエリア。




「九降風」という東北季節風が吹くことから、強風や砂埃を防ぐために作られた道だそうです。




グネグネと曲がりくねって......




なんとも雰囲気あるエリア。



















さらにぶらぶらと歩いてるとくつろぐおじさんたち。




裏路地での憩いの場と化した廟でした。




台南でもそうでしたがよく見かけるのが建物と同化した木。というのか、木と同化した建物?




こういった風景は他の国ではあんまり見てないのですごく独特に見えます。




建物が朽ちても木は生き残って、ほうっておくとあの安平樹屋みたいになっちゃうんでしょうか。


まだまだ散策は続きます。


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